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2018年6月号  11月号 2019年2月号


令和元年度 公開研修会報告
7月29日(月)に本校主催の公開研修会を行いました。4つの講座とも多くの参加希望者がありました。暑い中、充実した研修会を開催することができました。
今年度いただいたご意見を参考に、次年度もより有意義な公開研修会を実施したいと思います。たくさんのご参加ありがとうございました
【講座1】 10:00~12:00 
「読み書きに課題のある子どもの指導・支援の在り方」
講師:三盃 亜美(本学特別支援教育講座講師)
「発達性ディスレクシア」とはどのような障害なのかについての定義や具体的な場面を動画で確認した後、課題がどこにあるのかは個人によって様々なパターンがあることを示された上で、効果の上がらない指導や効果的な指導についてお話がありました。
学習困難の軽減を目標に、その支援と指導の在り方としてRTIモデルの考え方やスクリーニング検査の活用、具体的な練習法や指導の方針を決めることを基に、ひらがな・カタカナの読み書きの習得を可能にする指導の例や、聴覚法での漢字練習の効果についてお話し頂きました。参加者からは「読み書きの学習に関して具体的な指導法がわかってよかった」「現場で活用できる内容でよかった」等の感想があがっていました。


【講座2】 10:00~12:00
「知的障害特別支援学校の児童生徒に対する身体性アプローチ
講師:岩井 俊夫(附属特別支援学校副校長)
今回の講座では、児童生徒の発現する「身体の動き」を「情報」として捉え、指導・支援に活かすという「身体性アプローチ」についてお話しいただきました。身体の動きを情報化するためには、見えやすい情報、見えにくい情報それぞれを把握する必要があります。
見えやすい情報は解剖学・運動学的にみとることのできる身体の動きなどが当てはまります。身体の動きについて、重心やバランスなどを全体的にみると同時に、各部位ごとの役割と求められる機能などを部分的に把握していきます。見えにくい情報については、脳や神経系の働き、認知機能などがあてはまります。それらをどう受け取り捉えるか、ワークを行いました。事例に即したワークを多く行い、実践に結び付く活気のある研修となりました。


【講座3】 13:00~15:00
「新学習指導要領からみる知的障害教育」
 講師:今枝 史雄(本学特別支援教育講座講師)
  「知的障害」とは何かについてその定義を踏まえつつ、新学習指導要領の育成すべき資質・能力で押さえたいポイント及び解釈の仕方についてのお話がありました。
具体例として理科の実験の授業ではワークシートでマトリックス表を作成および活用し物事を比較することが子どもの思考を促すために大切であるということ、学びに向かう力・人間性については、学んだ知識や技能を実際に活用している、行っているという態度をみることで評価できるということについてもお話し頂きました。
参加者からは「新学習指導要領の内容をより深く理解できた」「思考や判断を促すためには比較が大切であるという話が参考になった」等の感想があがっていました。


【講座4】 13:00~15:00
 「脳から見た障害理解:知的障害、肢体不自由、発達障害における脳の理解:」
  講師:大内田 裕(本学特別支援教育講座教授)
今回の講座ではタイトルの通り、脳の機能を中心に障害のメカニズムに迫る内容をお話いただきました。具体的な症例等を踏まえ、脳の複雑な機能とそれぞれがどのように関連しあっているかを分かりやすく説明していただき、参加者からは今後教育について調べ考えていくためのきっかけとなったという感想が上がっています。
特に発達障害が何故中枢神経の障害と言われるかや、ADHD児のドーパミンのメカニズム、使用頻度の増加により脳の機能の発達が一部に集中し機能的にあまり発達しないというお話に興味を持つ参加者の方多くいらっしゃいました。


【シンポジウム】 15:10~16:00
 シンポジウムではまず、平成28年度から平成30年度のまでの3年間に行われた研究について、当時の各チームリーダーより報告がありました。
その後、今年度からの本校の研究活動について研究主題や、その裏付けとなる学習指導要領改訂のポイント、本学から求められていること、本校の使命等を踏まえ、本校におけるカリキュラムマネジメントの考え方、ロードマップや本校独自のキャリアマトリックスの作成、どのように研究体制を図っているかについて研究部長より説明がありました。

  

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